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英語長文の勉強に対して高3の間はほぼ新しい参考書に手を出すこともなく、一年間ほぼ同じ勉強法を貫いたので、このようなくくりにさせていただきました。

①英語長文の勉強方法:高3時
 英語長文の具体的な勉強法をお話していこうと思います。基本的には、高1から変わらず「音読」をしていました。高1の時から変わったことといえば、復習ノートを作らなくなったということのみです。予備校のテキストに直接オレンジペンで単語の意味や文の構造を書き込み、音読の際にまとめて確認していく、という勉強法をとっていました。授業中に先生が言ったことを全部覚え、家では英語長文を音読するのみで復習が済むようにしていました。
 予備校ありきの話になってしまっているので、予備校なしの場合、授業がない場合にはどうすればよいか、というお話もしようと思います。<高1 1~3月(英語長文の勉強方法)>の③で書いた内容とやや重複してしまうのですが、予備校なしの場合にも英語長文の対策は基本は同じだと考えています。私は英語長文の参考書に取り組んだことがないのではっきりと参考書名を特定してお勧めすることはできないのですが、自分にとってわかりやすい解説がのった参考書を書店で実際に自分の目で見て探し、その参考書で文章構造や単語が理解できてから、ひたすら音読しましょう。この時大切なのは、ただ文字を音にするのではなく、「英文長文を読みながら同時に意味を頭の中で理解していけているか」ということを意識しながら行うことです。1回1回の音読で上記のことを意識して行うことで、復習の精度が格段に上がります。

②英語長文問題の具体的な解き方
今まで英語長文を勉強する際の材料(単語・文法など)や復習の仕方の話がメインだったので、実際に英語長文問題を解く時のコツをお伝えしようと思います。
 英語長文が出てきた時、まず、題名があったら必ずチェックします。題名は文章の究極の要約なので、最初に目を通すことでこれから読む文章の大意が予想できます。また、出典が書いてあった場合にも目を通しましょう。出典を見ることで筆者がどのような立場にいる者なのかがわかり、これから読む文章が物語なのかエッセイなのか評論なのか、というジャンルの大まかな予想が立ちます。
 続いて、設問に軽く目を通します。この時に大事なのは、以下の2点です。
(1) 記述問題が何をきいているものなのか把握する
→本文を読み始めた時に記述問題の答えになりそうな部分は意識して丁寧に読む
(2) 選択肢の問題において、全ての選択肢に共通して書かれていることを探す(全ての選択肢に共通しているということは、正解の選択肢の一部でもあると予測できるため)
→共通項から本文の内容を予想して本文に取り掛かる。
 本文を読み始めたら、1つ1つのパラグラフがそれぞれ何を主張していて、他のパラグラフとどのような関係にあるのかということを捉えるという意識を持って読んでいきます。この際、パラグラフ毎に1行程度の簡単な要約を書いておくとより確実です。特に試験本番ではなく自分で英語長文の問題演習を行う際には必ず書くようにしてみてください。そのように自分の言葉で本文をまとめておくと、後で設問を解く時に本文のどのあたりを見れば答えがあるかということがすぐにわかるので、お勧めです。試験本番に向けて、少しずつ「書かなくても頭の中でそれぞれのパラグラフが何を言っているのか文章を読み終わった後も覚えている」という状態を作れるように、要約を簡素化(単語だけ、など)していきましょう。また、私は「そのパラグラフで最も重要なことを言っている文章やキーワードとなっている単語」を山括弧でくくったり丸をつけることで、後から問題を解く段階で本文を見直す際に印をつけた部分だけ見ればそのパラグラフがいっていた内容を思い出せる状態をつくっていました。このように印をつける練習をすることで、国公立の英語長文などでよく出題される文章の要約問題にも対応できるようになってきます。長文問題は「1文1文きちんと読めているか」ということも大事ですが、それより更に「文章全体の論旨・論理構造をしっかりと捉えられているか」という点が得点力に直結します。
 上記の方法で本文を読み終わったら、問題にとりかかります。英語長文の中でも選択問題は、基本的には選択肢を吟味すればよいのですが、「本文に書かれていない内容」も間違い選択肢となることに注意しましょう。書いてあったかどうか不明瞭である内容に関しては、必ず本文の該当箇所に戻って確認してください。基本的に本文がしっかりと精読できていれば解けない問題はありません。精読をするという基本に対して忠実に長文を解いていってください!

③英語長文に必要な単語力をはかる目安
 また、英語長文に不可欠な単語力の話になりますが、一般的に「2行に1単語わからない単語がある状態」が、その文章が読める最低ラインになります。それ以上、つまり1行に1単語などわからない単語がある場合にはその英語長文を読むための語彙力が不足しているということになるので、単語の勉強を行うようにしましょう。早い段階で単語を完璧にすることは先述した通り重要ですが、覚えた単語が少しずつ抜けていっており単語力が足りなくなっているかもしれないと感じたときには、すぐに単語帳に戻って勉強するようにしてください!

④英語長文のために試験本番当日、何をするか
英語長文に関しては、当日から新しい問題に着手するということはしないようにしましょう。当日は高3の一年間で扱った長文の中から数問を持参し、試験会場で軽く目を通すことをおすすめします。何回も音読し、復習した長文を試験当日に見ることで「これだけやったから大丈夫だ」という安心感につながるとともに、今まで学んできたにもかかわらず抜けてしまっている項目はないかという最終チェックにもなります。

 英語長文は、単語や文法といった材料さえ揃えれば後は文章の大意を捉えることを意識して読んでいくことで、大外しはしないようになるはずです。英語長文を読み解くために今自分に足りていない部分から埋めて、英語長文マスターになってください!

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